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◆ 調剤薬局が如何に多いかは、皆さんの周辺をご覧になればお解かりでしょう。
もしも、医療機関が「以前のように院内で薬を出していたら」、これらの調剤薬局は存在していないのです。 この多くの調剤薬局が「生きて行ける」とゆうことは、それだけの医療費が医療機関以外の所で使われていることになるのは、皆さんにも容易に理解出来るでしょう。これが薬剤師会の政治的圧力で出来た事も、皆さんにも理解できるでしょう。もしも、それなりの「存在意義」が認められれば問題はありませんし、それなりの進歩と考えられますが、はたしてそうなのでしょうか??? この存在理由は、その金額を検討してみますと、実は、皆さんには高額な出費になっているだけの事でしかない事がお解かりになるでしょう。 ◆ 院内処方と院外処方との「点数の差」をお知らせすれば、皆さんにも「無駄な高い支払い」であり、もしも、これを認めるのであれば、お支払いになった金額の分だけの「恩恵を受ける」べきでしょう!殆んどの皆さんは「無駄にお金を取られている」のを知らないのです。これは困ったことなのですよ! 左の「表示」は、院内処方に、ご理解とご賛同を頂いた通院している患者さんが、親切にも書いて下さったのです! ◆ 同じ考えの方の HP に Link しておきます。 「院外処方」を検索すると、反対である医療機関が沢山あることに驚きました。 そして皆さん病院を経営して居られ、薬代が 2 倍になると反対意見を記載されています。少し安心しました。 ◆ 院内処方による点数= 1 点= ¥ 10 円であることを「良く記憶して」置いてください。計算の基本ですから。 院内処方での点数: ここでは薬の価格は、どちらも同じですから「無関係」です。 1) 処方料; 42 点。 2) 調剤料; 内服薬: 9 点。外用薬; 6 点。いずれも薬の種類の数には無関係です! これだけですし、医師の説明には「点数は= 0 点」です!!! 処方した医師が患者さんに、薬の説明をしないなんて「馬鹿なことがあるのですか?」。 調剤薬局には病名は知らされていないのですよ。どうして説明が出来ると言うのですか?この事だけでも間違っているのです!!! ◆ 院外処方による点数。 1) 院外処方箋料; 68 点。 これは医療機関に支払う金額です。 以下は全て調剤薬局にてお支払いになる金額です。 2) 調剤基本料; 40 点。 調剤薬局の施設基準により「加算がある」=常時対応できるか=休日や夜間にも 調剤できるのか?実に好い加減であることは、この BLOG の「タミフル投与」の項目を見て下さい。 イ), ロ);加算 ; 10 ~ 30 点。 イ) ~ ハ); 後発医薬品調剤体制加算; 6 ~ 17 点。 3) 調剤料; ( 1 剤につき ) 内服薬; 1 日分につき 5 点 ~ 30 日以上の場合; 81 点。 ( 1 剤に付き 5 点ですよ!) 頓服薬; 21 点。 外用薬; 10 点。 3) 薬学管理料; 処方箋の受付 1 回につき 30 点。 薬の名称、用量、副作用等情報提供し、服用に関して説明を行う。 4) 薬剤情報提供料; 15 点。 手帳に記載した場合に、月 4 回まで。 これら以外にも、まだいろいろと「細かい点数が」ありますが、説明するだけでも大変ですから、患者さんにはとても理解出来ないでしょう。 ◆ 上記した主な点数の差を計算してみますと、 処方に関しては、68 - 42 = 26 点が医療機関での差があります。 次に処方箋薬局での薬以外の点数の加算は患者さんが知らない間に、名目を付けて沢山にあることがお解かりでしょう。とても私にも簡単には説明出来ない位あります!!! 一般的な例として計算してみましょう。 調剤技術料 50 点以上。後発品関係を入れると 17 点。 調剤料 7 日分として 35 点。管理料 45 点。情報提供 30 点。 もしも、慢性疾患で 15 日分ならば、 75 点になりますし、 1 月分をもらっていれば 81 点になるのですよ! これらを合計すると、1 種類の薬でも約 26 + 50 + 17 + 35 + 30 = 158 点= ¥1,600 = 1 割~ 3 割負担として、160 ~ 480 円もの高負担を強いられているのですよ!!!勿論、これらの金額に「本当の薬代」が加算されるのです! 4 種類の薬があれば ( 大抵はその位は内服しているでしょう ) X 4 倍になります。 ◆ 薬代と同じ、すなわち 2 倍の実質薬代を支払っている事に、是非とも早くお気付きください!!!
by mimiyamedic
| 2010-05-11 16:22
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