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◆ PSA 検査の有用性、直腸指診等を考える。
◆ PSA (血清) 検査の有用性に付いての国際的 (アメリカと EU) 、日本の厚生労働省研究班と泌尿器学会との間での「見解の相違」が新聞報道された。 ◆ ここで「みみ屋の経験」を書いてみましょう。30 年も前の事ですから、当時は”エコー検査”は実用化されていなかったと思います。 突然の”発熱と排尿障害”で、先輩の「透析病院」のお世話になった時の”話”ですので、現在とは「幾分かの違い」があるでしょう。しかし、みみ屋が言いたいのは本質的には「変わっていない」事です。 先ず、PSA 値が測定されたのです。そして「その値はかなり高い値」であってのでしょう。みみ屋の家内は「呼ばれて、多分「前立腺がん」であり、それも進行したものであろうと宣告されたのです。 明日にでも「穿刺して組織検査」をするとの話でした。でも「みみ屋」は、炎症でも PSA 値は高くなるのでは?と主張したのです。 翌日、「直腸指診では日本一」と言われる先生を呼んで下さり診察して頂きました!!! 何と首を横に振って「否」とのご診断でした!!! 最近の内科の先生は当然のこと、泌尿器科の先生も「直腸指診」をする先生は少ないようで、経験が無いので、触っても解らないようです!!! 困った実体ではありませんかねえ??? それからは、細菌の耐性からか「多くはグラム陰性桿菌」用の抗生剤による治療でしたが、「難聴にならずに済んで良かった」と思った事でしたよ・・・! ◆ この「ランダムに穿刺をして”組織検査”をする話を、最近、みみ屋の患者さんのご主人の話では、14 回穿刺して最後の穿刺で「がん細胞が見つかった」と聞きましたが、「杏くらいの大きさ」を 14 回もランダムに穿刺したら余計に”がん細胞”を散らして居ないのでしょうか?と心配になりました。 ◆ がん組織が、 T1c では、経過観察=待機療法になる事が多いようです。 ◆ 横浜市医師会報を見ていましたら、下記の「新聞に対する意見」が掲載されていましたので、引用して置きました。 ◆ 特に、アメリカに於ける「不利益」の内には、放置しても良い「がん」を手術して、勃起神経を切ったり、尿漏れになったりする事が「重要な事」であるとされています。 わが国でも、PSA 検査の対象には 74 歳以上は入っていないようです。
by mimiyamedic
| 2011-12-13 21:07
| 新聞の医学記事批評
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